プロフィール

KIYO

Author:KIYO
FC2ブログへようこそ!

最新記事

カテゴリ

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

訪問ありがとうございます!

検索フォーム

QRコード

QRコード

重金属中毒

CIMG0869.jpg
今日は学術的な話。
これは今日、残念ながら来院後亡くなってしまったオカメインコちゃんのレントゲン。
骨やその他の臓器に比べてひときわキラキラ映る小片があるのが分かりますか?
ここは鳥の胃(厳密には、筋胃と呼ばれる2番目の胃)。
この子は2日前にカゴの後ろにかかっていたカーテンレースで遊んでいたそうです。
その時は普通に元気にしていたそうですが、今朝からぐったり元気もなくなり、血尿が出だしたとのことでした。
おそらくカーテンのウェイトとして使われている鉛を口にしたか、もしくはまったく別の何かか。
いずれにせよ金属製の異物が胃の中にあり、ここから中毒をおこす成分が血中に少しずつ溶け出し、急性腎不全の果て亡くなったものと考えられます。
数日前までは普通に元気で、ご飯もよく食べていたのに、急に元気が無く血尿(これはかなり重篤です)やふらつきがみられる。このような症状の場合、急性の中毒が強く疑われます。
重金属中毒の場合はレントゲン検査にて確定診断がつきますし、そうでない場合でも、獣医師が稟告や症状から判断し、1分でも早い治療の開始が必要となります。
お腹にとどまった金属は1日で排出されることはなく、お腹にある以上、常に中毒成分が体に溶け出していきます。
残念なことに、このような症状で来院する鳥さんは少なくありません。
助かる子も沢山いますがその一方で、命を落とす子がいるのも事実です。
気を付ければ絶対に防げる事。その多くが、色んなものに興味を示す若い子達なので、本当にぐっときます
どうか、未来ある大切な命を無駄にしないように、気を付けてくださいね。
小鳥が亡くなることもこの上ない悲しみですが、kiyoにとっては、後悔をし、ご自身を責める患者さんを見るのもまた辛いのです。

<< プティパトラン | ホーム | 湘南が誇る2ショット >>


 ホーム